今回は、保険金請求漏れが多い保険の1つ個人賠償責任保険を紹介します。

略して「個賠・こばい」 と言われ、各社で呼び方が違いますが、基本的には同じ補償内容となります。

損保ジャパン・東京海上では、個人賠償責任保険

三井住友海上では、日常生活賠償保険と呼んでいます。

仕方ないか・・・と思っていた事が、保険金請求の対象となる事が多いので、事例を紹介します。

事故状況

・孫が遊びに来て、襖や障子紙を破いた。

長期休暇などで、実家へ帰省中など、よく耳にする事案の1つ

*別居の親族等を想定。

顧客から聞こえてくるのは、

「小さい孫がした事だから仕方ないわね。」

「子供だからまだ、良い事・悪い事が判断できないのよ」

など、かわいい孫がした事だから許せる気持ちは理解できます。

ただ、保険金が出て、修理や同等品との新品交換が可能と話をすると、だいたいの方は、保険金請求を行う事が多です。

個人賠償責任保険とは

三井住友海上パンフレット日常生活賠償保険
三井住友海上パンフレット 日常生活賠償保険

今回の様な事故で請求出来る保険は、個人賠償責任保険

この保険は、個別で加入は出来なく、色々な保険種類の特約で付帯可能です。

例えば、・自動車保険・火災保険・傷害保険など、共済保険にも付保されているケースが多い。この保険では、大手3社での加入をおすすめしています。

なぜならば、大手3社東京海上・三井住友海上・損保ジャパンでは示談交渉サービスが付いているからです。

この示談交渉サービス付帯は大きい。

今回の事案は親族内での事なので、必要性をあまり感じなかったが、第3者の物を壊したや、ケガをさせた時に、通常は、ご自身で示談交渉を行い、保険金請求書や、示談書をご自身で取り付け、まとめないといけません。

保険会社が示談を進める事で、精神的、時間的ストレスが無くなる。

自動車事故で交通事故を起こした事を想像してほしい、事故後に、相手に対して、修理代やケガの具合などを自分自身で示談を進めれるだろうか?私は、保険はトラブル解決のアウトソーシングだと考えている。

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実際に起きた事例

実際に、起きた事故を紹介します。

別居のお孫さんが遊びに来て、自宅の障子を破き、襖に落書きをした事故です。

お孫さんの年齢は3歳と5歳の男の子兄弟。

母親、祖母が料理をしていて、15分程度目を離した隙の出来事。男の子2人とも悪気は全くなく、ただ、兄弟で仲良く遊んでいただけ・・・

障子の破け
障子の破け
襖に落書き
襖に落書き

写真ではあまり分からないかもしれないが、

障子の破け、襖へ落書き(立派な作品だと思う)

クレヨンを使用して描かれていた。発見した時は、

「あ~いたずらされた~」と思ったが、それ以上の事は何も思わなかったとの事。たまたま、訪問する機会があり、世間話をしている時に、落書きを見て、

「どうしたのですか?」と聞いただけ。事態を理解した私は、

「保険金請求が出来ますがお手伝いしましょうか?」と投げかけ、請求に至りました。

お分かりでしょうか?ほとんどの方は、今起きている事に保険金請求とは結び付かない事が多いです。

たしかにそうだと思います。私は保険代理店として、四六時中、保険の事を考えています。

事件や事故のニュースを見ていても、保険だったらどの位出て、過失割合がどれ位かを、考えてしまう癖があります。だからこそ、少しの気づきだけで、損をしてほしくない。正当な保険金請求は、契約者の権利なのです。

支払われた保険金

今回の、障子・襖修復で保険金が出ました。

支払い保険金は78,000円

・障子の張替費用

・襖の張替費用

・廃棄処分費用などが含まれております。

孫などが帰省中に、よくある話だと思います。大きくなるまでは、そのままにしておくと考える方もいると思うが、保険金の請求権は3年なので、そのまま放置していたら、修復費用が出ない事もあるので注意してください。

まとめ

最後に、当たり前のことですが、保険とは請求を行わないと、保険金は受け取れません。わざわざ、保険会社が保険金請求を手助けはいたしません。まずは、ご自身の判断により、保険金請求を行うことが重要です。お付き合いのある代理店へ問い合わせても良いでしょう。1度、行動をおこしてみてはいかがでしょうか。